@article{oai:niconurs.repo.nii.ac.jp:00000339, author = {加藤, 光寶 and 直成, 洋子 and 酒井, 禎子 and 飯田, 智恵 and 樺澤, 三奈子 and 内藤, 知佐子 and 中津, 美津子 and 根建, 真由美 and 海津, 希 and 白井, 里美}, journal = {看護研究交流センター年報}, month = {Jul}, note = {豪雪地域における退院患者の特徴を明らかにすることを目的として,新潟県内病院の一内科系病棟の退院患者を対象に,診療録からの調査を行った.対象患者317名の平均年齢は71.7歳(SD17.5)で, 65歳以上が全体の8割を占めた. 1月と8月の入院患者数および冬季の退院患者数が多い傾向にあった.ほとんどの患者が基礎疾患を持ち,半数の患者が肺炎などの呼吸器疾患やポリープ,胃腸炎などの消化器疾患をきっかけに入院していた.在院日数は平均19.4日(SD24.6)であった.退院時の状況では, 8割の患者が自宅へと退院していた.退院時の食事・排泄・清潔・移動・整容のADLの全項目において, 7割の患者が自立していた. 4割の患者は退院後も内服などの継続処置を必要としていた.家族背景では,全体の8割が配偶者や息子などと同居していた.ほとんどの患者が配偶者,息子配偶者などの介護者を有し,半数以上の患者に介護協力者が存在した.社会的サポート体制では,介護保険適用患者のうち7割が介護保険制度を使用中または申請済みであった.ホームドクターのいる患者は46名,他17名が訪問看護サービスを, 9名が医療ソーシャルワーカーやホームヘルパーによるサービスを利用していた.人口の減少と高齢化の進行に伴い,今後も予想される家族の介護力の脆弱化を見据え,介護者の健康と安寧を支える社会的サポートの充実が必要であると示唆された.}, pages = {25--30}, title = {新潟県内の豪雪地域における退院状況の実態に関する研究}, volume = {16}, year = {2007} }