@article{oai:niconurs.repo.nii.ac.jp:00000354, author = {深澤, 佳代子 and 山田, 正実 and 石岡, 幸恵 and 佐藤, 和美 and 込田, 啓子}, journal = {看護研究交流センター年報}, month = {Jul}, note = {平成16年10月の新潟県中越地震発生時から48時間以内に病院内で患者の急性期看護(救急外来,病棟等)に携わった看護師16名のメンタルヘルスに注目し,地震発生後9~10ヶ月の時期にインタビューを行った.16名のうち6名の語った内容から10ヶ月間の心理的回復過程に影響を与えた要因を探った.災害の急性期には,皆同様に強い恐怖感と心身の疲労感,気分の高揚を体験していた.亜急性期には,長期間の勤務からくる慢性的な疲労や不眠,急激な気分の落ち込みや注意力の欠如を体験しており,特に,地震当時の勤務者や夜勤の責任者であった看護師の場合は,フラッシュバック様の症状が強く現れていた.急性期から亜急性期にかけて,家族から励ましや同体験を乗り越えた同僚との気持の共有や支援,ボランティアからのサポート,生活の場での地域住民からのサポートが心理的回復を促進させる要因となっていた.特に,亜急性期に気分転換が行えない状況,家族の問題,家の修復などに関わる二次的ストレスを経験した場合は,心理的回復が比較的遅いことが考えられた.}, pages = {21--30}, title = {新潟県中越地震の急性期看護に従事した看護師のメンタルヘルスに関する研究 : 震災後10ヵ月間の心理的回復過程に焦点を当てて}, volume = {17}, year = {2006} }