@article{oai:niconurs.repo.nii.ac.jp:00000473, author = {加固, 正子 and 大久保, 明子 and 金井, 幸子}, journal = {看護研究交流センター事業活動・研究報告書}, month = {Jun}, note = {本研究は,5歳児をもつ上越地域の保護者3010名(回収率82.0%)に対して,救急医療に対する認識と要望を知る目的で行なわれた質問紙調査である.回答者の91.1%が救急を受診した経験があり,受診理由の第1位は発熱であった.子どもの急病時に受診する医療機関は76.1%が総合病院であり,「かかりつけ」(47.4%)や,「近いこと」(27.7%)が主たる選択理由であった.小児の救急を受診する保護者の不安は「小児科医が診察するのか」が58.1%に上り,専門医志向が顕著であった.また,子どもの病気に関する相談相手は配偶者の次に実母や義母が上位を占め,さらに三世代同居率が56.9%と高いこととが地域的特徴であった.発熱により「脳障害」を起こすことを心配している者は回答者全体の80.1%に上った.発熱時の対処法は大多数が一応知っているものの,「病院に電話する」が22.4%に上り,子どもの発熱時の不安が強いためと思われた.「病気の時の世話の仕方」は63.8%が小児科医から指導されたと回答し,医師に対する信頼が大きいといえた.今回の調査結果を参考に,地域の特性や保護者の要望に合った小児救急医療体制の整備,および発熱時の対処法について指導を行っていく必要性があると考えられた.}, pages = {51--58}, title = {小児救急医療に関する保護者の要望 : 上越地域の質問紙調査結果から}, volume = {15}, year = {2004} }