@article{oai:niconurs.repo.nii.ac.jp:00000530, author = {斎藤, 智子}, journal = {学長特別研究費研究報告書}, month = {Jun}, note = {【研究目的】介護支援専門員の立場から,ケアマネジメントを行う上での対応困難事例の特徴と介護支援専門員の支援ニーズを明らかにすることを目的とした.【研究方法】N県内の居宅介護支援事業者に所属し,在宅療養者に対してケアマネジメントを実施している介護支援専門員16名を対象として,3グループによるグループインタビューを実施した.分析は,逐語録の内容から対応困難事例の特徴,対応困難の内容,介護支援専門員の支援ニーズに関する文脈を取り出し,ケアマネジメントのプロセスに沿って内容を整理した.【結果及び考察】介護支援専門員が対応困難を感じる事例には,対象別,状況・ニーズ別の問題が複数重なり合い,問題が複雑化しているという特徴があった. 困難内容は,ケアマネジメントプロセスの「計画」「実施」の段階で多く認識されており,『家族間調整』『サービス利用の説得』『専門的対応を必要とする本人・介護者への対応』など,ケアマネジメントに十分な時間をかけることを必要とし,また専門的知識や適切な支援者への連携を必要とする内容であった.保健師は,対応困難事例及び困難内容の特徴を踏まえた介護支援専門員支援を行っていく必要がある.}, pages = {127--131}, title = {介護支援専門員が認識する対応困難事例の特徴と支援ニーズ}, volume = {15}, year = {2004} }