@article{oai:niconurs.repo.nii.ac.jp:00000558, author = {戸田(金井), 幸子}, journal = {学長特別研究費研究報告書}, month = {Jun}, note = {慢性疾患の子どもを受け持った経験のある教諭の困難を明らかにし,学校・医療機関の連携を具体的に検討することを目的として,中学校の教諭7名に面接調査を行った.慢性疾患の子どもを受け持った経験のある教諭の困難プロセスを,慢性疾患の子どもとの関わりのプロセスを通して分析した.結果,慢性疾患の子どもを受け持った経験のある教諭の困難プロセスの中心となる概念は,<慢性疾患の子どもの受け入れ>ていることで,教員たちは慢性疾患の子どもを受け入れていくために,中学生という思春期の子どもの心理を自己の経験や家族との関わりの中で理解し,子どもたちに自信をつけ学級が生徒の居場所の一つとなるように関わろうとしていた.しかし,教諭たちは保護者を通しての間接的な連携の限界や直接医療者が関わることへの抵抗感があった.保護者や医療機関,学校内他職種それぞれの立場からの積極的な関わりや担任をサポートしていくシステムを学校内で構築していく努力が重要である.また医療者は,疾患などの知識や情報のみを提供するのではなく,慢性疾患の子ども・保護者との関わりと同様に,教員たちにも個別的な精神的サポートが必要となると思われた.}, pages = {88--94}, title = {慢性疾患の子どもを受け持った経験のある教諭の困難 : 学校と医療機関の連携をふまえて}, volume = {16}, year = {2005} }