@article{oai:niconurs.repo.nii.ac.jp:00000566, author = {大友, 康博}, journal = {学長特別研究費研究報告書}, month = {Jun}, note = {本研究の目的は,医療生活協同組合のなかでも無床診療所経営に焦点を当て,近年みられる介護事業、保育事業等の参入が財務上にどのような影響を与えているのか,またそれに伴う経営課題と対応方策等について明らかにすることが目的である.研究方法は,日本生活協同組合連合会医療部会(以下,日生協医療部会)発行の「医療生協経営統計」(80巻,2004年1月)に基づく財務分析と2つの無床診療所経営の医療生協の財務分析である.介護事業,保育事業等への参入により,医療事業収益の低下を補うことで事業収益の安定化を図ることができている.しかしこれら新規事業に必要な固定資産の増加に伴う他人資本の増加,人的資源投入による人件費の上昇等により,最終利益は必ずしも向上していない.このため自己資本の醸成,組合員利用率の向上等が経営課題としてあげられる.さらに常勤医師の逝去,退職や自然災害,経営判断ミスなど突発的なリスクに対して耐えうる構造を保持しておらず,これらは個別経営では対処困難なリスクであることから,県域,全国域でのリスク回避,リスク軽減のしくみづくりが必要である.}, pages = {46--50}, title = {医療生活協同組合における無床診療所経営に関する研究}, volume = {16}, year = {2005} }