@article{oai:niconurs.repo.nii.ac.jp:00000614, author = {浦山, 留美 and 粟生田, 友子 and 櫻井, 信人}, journal = {学長特別研究費研究報告書}, month = {Oct}, note = {本研究の目的は,統合失調症患者が受けている看護師による身体接触場面の状況を明らかにすることである.データ収集方法は,参加観察法を用いた.精神科病棟において看護師と統合失調症患者との身体接触の場面を記述した.場面のなかに描かれた状況を分類し,身体接触にみる特徴を抽出した.その結果,分析した身体接触場面は35場面であり,場面に参加した患者が19名,看護師が13名であった.抽出されたカテゴリーは19であり,【意図的な接触】と【無意図的習慣的な接触】にわけられた.さらに【意図的な接触】は,≪日常生活援助の提供≫,≪セルフケアへの働きかけ≫に分類できた.【無意図的習慣的な接触】は≪内面に着目した身体接触≫,どちらにも属するものとして≪患者から求められる身体接触≫が抽出された.また,身体接触自体は,「接触する看護師の身体部位と対象の接触部位」「接触時の圧」「両者の立ち位置」「接触に至る身体の方向」の要素があり,ことに≪内面に着目した身体接触≫は,接触時の要素が多彩であり,看護師による個性が反映されている傾向があった.今後,データ収集をさらに進め,身体接触の状況を明確にするとともに,対象へのアプローチに活用できる身体的位置や接触の仕方などケアの意味に即した上での有効的な方法について提示していく必要がある., 平成19年度は「看護研究交流センター年報」と合冊刊行}, pages = {61--67}, title = {統合失調症患者が受けている看護師による身体接触 : 場面の状況に焦点を当てて}, volume = {19}, year = {2008} }