@article{oai:niconurs.repo.nii.ac.jp:00000619, author = {大久保, 明子}, journal = {学長特別研究費研究報告書}, month = {Oct}, note = {本研究の目的は,子どもを亡くした母親にとってのセルフヘルプグループの「場」の意味を明らかにし,セルフヘルプグループに医療者がどのように関わることができるかについて示唆を得ることである.子どもを亡くした親のセルフヘルプグループに参加している母親で,死別後2~3年以上経過し,研究に同意が得られた母親8名を対象に半構成的面接を行った.子どもを亡くした母親にとってのセルフヘルプグループの「場」の意味として,【わかり合える仲間を求めて集まる場】【亡くなった子どもとの絆を実感する場】【癒される場】【生きる力を引き出す場】のカテゴリーが抽出され,母親にとってのセルフヘルプグループは,母親が悲嘆の回復過程を歩むための一助となっていることが示唆された.セルフヘルプグループに対しての医療者の役割としては,セルフヘルプグループが,遺族ケアのための社会資源として確立するために,情報を集約して遺族に適切に情報提供するための手段を整えていくことがある.また,グループの主体性を確保しながら,医療者が間接的な支援をすることも可能であろう.さらに,遺族ケアが公的な制度として確立するために,遺族ケアを対象とした研究成果を示し,ケアの必要性を行政や医療者にアピールしていく役割があると考える., 平成19年度は「看護研究交流センター年報」と合冊刊行}, pages = {27--34}, title = {子どもを亡くした母親にとってのセルフヘルプグループという「場」の意味}, volume = {19}, year = {2008} }